冊子印刷見本

こちらでは「冊子印刷見本」として実際に制作された冊子の仕様と画像がご覧になれます。
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印刷職人 現場の目利き

和綴じ(和装本)

日本の伝統的な製本方法によって創られた書籍の事を和装本、または和本と云います。古くは源氏絵巻などの巻物本、経本折りしたジャバラになっているお経の本。経本折りした本文をつなぎ合わせて長くしたものを、折りたたんで表と裏に表紙を貼り合わせたもので、 これも伝統的な和装本に入ります。一般的に現在の日本で和綴じ本と云えば、四つ目袋綴じの形態の物を云います。片面印刷した本文用紙を印刷面を外にして二つに折ります。二つ折りした本文を帳合してページ順になるように重ねます。コグチは紙の折れ目が来ますので、化粧断裁が出来ません。ここで綺麗にコグチが揃うようにしないと仕上がりが汚くなります。ここでこよりなどで仮止めをする場合がありますがしない場合もあります。コグチを揃えた本文を互い違いに重ねてプレス機で圧力を掛けていきます。プレスを掛けながら霧吹きで水分を与える事で折れ目がしっかり潰れて落ち着いていきます。 一晩プレスをかけたままにして置いておくと翌日には出来上がり、次の工程に進めます。一冊づつ角布を付けて、表紙掛けをして穴をあけます。ノドの所から10mmぐらいの縦位置に等間隔になるように穴を4カ所空けます。直径1mm位の小さなものなので、専用の穴あけ機を使用します。4か所穴が空いたら、糸で綴じていきます。これが本綴じ。糸は絹糸とナイロン糸があります。糸の通し方には、四つ目綴じ、康熙綴じ、亀甲綴じ、麻の葉綴じの4種類があり、四つの穴の糸の通し方で名前が変わります。糸を綴じたら表紙に題箋 (書名を記した紙片)を貼って完成です。日本文化特に江戸文化の基層ははかなさです。薄い紙と細い糸を使って、繊細なはかなさを良しとします。西洋の革張りのハードカバーと比べると知や文化に対する考え方が正反対のものに感じます。知の体系を組み立てていく西洋文明といつでも真っ新になって柔軟に新しい知や文化を取り込んでいく和の文化。 和綴じ本はほとんど手作業です。少部数の印刷物に向いています。オンデマンド印刷の本文に装丁は手作業で和綴じ本などで仕上げても楽しい本が出来ると思います。